7ヵ月頃になると少しずつハイハイが始まります。
親としては寝たまま動けなかった赤ちゃんがハイハイ出来るようになると非常に嬉しいですよね。
しかし、自分で動くようになると見てない間に何か起こるのではないかと目が離せなくなりました。
想像の付かない行動をとるので部屋の安全対策は必ず行いたいところです。
一つの油断が重大事故に繋がります。
部屋に安全上の不安があると赤ちゃんから少し目を離すだけでもハラハラして疲れてしまいます。
安全な環境にすることで子育て負担の軽減にもつながります。
今回はハイハイ~歩き始めた1歳半くらいまでの子供を対象に想定される危険とその対策をまとめました。
危険①コンセントで感電
コンセントに物を突っ込んで感電する恐れがあります。
想像したくも無いですね。
対策:コンセントカバーをする
手が届く範囲のコンセントを塞ぎます。
椅子に上がったりするようになると高い所にも届くので注意しましょう。
↓のコンセントキャップは取り外しがしやすいので使い勝手が良いです。
- 子供の目の前で付け外しするとコンセントに興味を持ってしまうかもしれません。
- コンセントカバー自体が誤飲の恐れがあるので一時的に外したときに転がしておかないようにしましょう。
危険②テーブル、テレビ台などの角
家具の角は転倒時に危険です。
私自身が小学生のとき転んでテレビ台の角におでこをぶつけ、救急車で運ばれて4針ほど塗った経験があります。
対策①:角が丸いものを選ぶ
赤ちゃんが生活する部屋ではテーブルは角が丸い物を選ぶと安全です。
角が立っているテーブルを使う場合は↓のコーナークッションを付けましょう。
対策②:コーナークッションを付ける
テレビ台は角が立っているものが多いと思います。
個人的にテレビ台には恨みがあります。笑
そういう物にはコーナークッションを付けるのがオススメです。
ウチは付けてしばらくしたら娘が剥がしてしまいましたが、危ない所にはなるべく付けるようにしましょう。
対策③:テレビ台周りにベビーゲートをする
テレビ台自体に近づけないようにするのもオススメです。
ベビーゲートやベビーサークルを利用して柵を作っている方もいるようですね。テレビ台の後ろにまわったり、テレビを指紋だらけにするのも防げます。
赤ちゃんは何故かテレビ台の後ろに行きたがります。
ホコリまみれになって出てきたり、コードに体を引っ掛けるとコンセントが抜けかけになって火事の原因になるのではないかと思います。
対策④:壁掛けテレビにする
テレビ台の対策ばっかりですが
壁掛けテレビにするのも有効です。
安全対策以外にも↓の良い点があります。
- 子供がテレビを見るときに後ろに下がる
- 部屋が広くなって遊ぶスペースが出来る
- テレビ台裏のホコリが溜まる所が無くなる
我が家は賃貸なので2×4材で柱を立ててDIYしました。
工具の使い方に慣れていない方は柱が倒れたり、テレビが落ちると重大事故の原因になるので赤ちゃんが居るうちはやめましょう。

危険③誤飲
危険な物を飲み込んでしまいます。
タバコ、電池、磁石、薬、殺虫剤、針、、、
赤ちゃんは取り合えず口に入れるので注意が必要です。
乳児~3歳児の口の大きさは3.2~3.9cmです。
トイレットペーパーの芯くらいの大きさとか
手でOKサインを作ったときにできる円くらいの大きさが目安で
それ以下の物は手の届く範囲には置かないようにしましょう。
大阪 中毒110番 | 072-727-2499 | 365日24時間 |
つくば 中毒110番 | 029-852-9999 | 365日9時~21時 |
では事故発生時に限定して無料で電話相談して貰えます。
飲み込んだ物(乾燥剤、化粧品、殺虫剤など)によって対応が変わるので、もしものときは日本中毒情報センターに連絡して相談しましょう。
様子がおかしい場合や不安な場合はすぐに病院へ行きましょう。
危険④キッチンや階段など危険個所へ行く
キッチンや階段等、家には危険な箇所がありそこには入ってもらいたくありません。
ウチはキッチンが対面式なので入り口にベビーゲートを置きました。
それだけで子供の立ち入りを防げるので赤ちゃんが居る場合は対面式キッチンの方が対策は簡単です。
おくだけとおせんぼ おくトビラ Sサイズ
- 突っ張る必要がなく置くだけなので設置が簡単
- 両サイドの開き方で横幅を変えられるので、置く場所によって調整できる
- ゲートを開けて通るタイプなので跨ぐ必要が無く安全
跨ぐタイプはしんどいし、危ないので私はオススメできません。
今回は特にキッチンなのでお皿や熱いスープを持って跨ぐ事になるので危険です。
開閉は力を入れて上に引っ張りながら開けないといけないですが、足で踏んで固定して引っ張れるので慣れれば簡単です。
子供が簡単に開けられないようになってるんですね。
日本育児 ベビーゲート スルする~とゲイト
これは階段上に設置できるベビーゲートです。
ロールタイプなので強度が心配かと思いますが、素材はしっかりしているので2歳半の娘が押しても大丈夫です。
- ロール式なので取り付け幅(約115cm・高さ約91cm)を自由に調整可能
- 壁の位置が平行でなくても取り付けられる
- ロールの素材は耐久性・衝撃性が良く、子供がぶつかった時にも衝撃が少ない
- 敷居のないバリアフリー式のゲイトなので、つまずく心配が無い
- 壁に専用部品でねじ止めしてい固定
ロックを解除すると巻き取るのですが、言葉では伝わりづらいので↓の公式動画を見ると分かりやすいです。
解除方法は少し複雑で子供には解除は難しいので安心です。(大人は少し力が要りますが、慣れれば簡単です。)
マイホームでネジ止めできる人にはとてもオススメです。
突っ張るタイプのベビーゲートは階段上の設置が認めれていません。
- 突っ張るので足元に敷居ができ、つまづいて転落の恐れあり
- 子供が勢い良く押すと外れる危険がある
私が調べた限りでは階段上の設置が認められているのは壁にネジ止めするタイプだけでした。
そこで問題。
ウチは内階段のある2階なのですが、賃貸なのでネジ止めができず困りました。
そこで、解決としては
第一にベビーゲートを付けないといけない赤ちゃんがいる場合は内階段のある賃貸は避けるのが、安全のためには良いです。
我が家は苦肉の策で
DIYで2×4材の柱を立てて「スルする~とゲート」をネジ止めしました。
取付幅が調整でき平行でなくても設置ができるので自由度が高く取り付けできました。
しかし、これも不慣れな方は柱が倒れると危険なのでオススメできません。
危険⑤ドアに手を挟む
あと追いが始まるとドアに挟まないように注意しましょう。
自分でやりたがるになるとドアの開け閉めもしようとするのですが、加減ができず勢い良くしめるので指を挟まないか恐ろしいです。
娘はドアの蝶番側に手を突っ込みたがって冷や冷やしました。
私は知らなかったんですが、↓のような商品があるのでヒヤッとしたことがある人は試してもいいかも
危険⑥家具の転倒、家具から落下
転倒する恐れがある物は全て片付けるか固定金具で固定しましょう。
基本的な事だけど初めに徹底的にやっておくと後が楽です。
少し先ですけど、家具の上にもあがるようになります。
椅子に上がってから、テーブルに上がると想像以上に高い所に上っている事があります。
大丈夫だろうと思っていてもオモチャの箱等が近くにあると踏み台にして上がってしまうので注意しましょう。
また、ベビーベッドの柵を頭が超すようになるとそろそろ使用のやめ時かもしれません。
頭が重いので外を覗き込むと転落の恐れがあります。
危険⑦フローリングで滑る
フローリングは材質によってツルツルです。
なんか冗談のようですが、娘は走っていて、滑って危ないコケ方をしました。
そのため、部屋をニトリのタイルカーペットと赤ちゃん向けのジョイントマットで覆って滑らないようにしました。
あと、室内では靴下は履かせない方が良いですね。
まとめ
我が家で実際にやっていた安全対策を挙げてみました。
必要な対策は家によって変わるので、思い付く限りの対策をとってあげてください。
赤ちゃんの行動は本当に予想が出来ないので目が離せなくて神経が張り詰めてしまいます。
しかし、しっかり安全対策をとっておけば、家事をする短い時間ならイタズラされるくらいの事しか起こらないので気持ちが楽になります。
病気で娘が救急搬送され、入院したときはとても辛かったです。本当に健康の大切さを知りました。
自分の不注意で赤ちゃんが危険な目にあうことが無いように安全な部屋にしましょう。