家庭菜園の始め方

「育児中は趣味をあきらめた。。。」→パパ、ママには手軽な家庭菜園がオススメ

「育児中にできる趣味を探している。」

「毎日、家事、育児と仕事だけで終わっていて、息苦しさをかんじている。」

「たまには一人の時間が欲しいけど、家族に気を使って言えない。」

この記事はそんな方へ向けて書いてあります。

この記事の内容

育児中は時間や疲労によって趣味をする時間がないが、息抜きをすることは大事。

忙しいパパ、ママには、子供と一緒にできる「家庭菜園」を小さい規模で始めるのがオススメです。(ベランダでもプランター栽培ができます。)

いのっぷ

一人娘を育児中のいのっぷです。農業関連の会社員を10年以上しています。

子育てが始まって、生活がガラッと変わり、大変さを思い知りました。

ほとんど寝られずに仕事に行って、帰ってからも休む暇なく娘を風呂に入れて、ミルクをあげたり、オムツを替えたり、妻が風呂に入っている間に爆泣きしている娘をあやして、ようやく寝られると思ったら、夜泣きで起きて、寝られずに出勤時間。

それでも、始めの内は娘が生まれた喜びと、父親になった責任感で乗り切れました。

しかし、1年が過ぎたころ、平日は子育てと仕事の繰り返し、休日も遊びに連れていったりして自分が自由にできる時間が無いことを苦しく感じるようになります。

それでも、一人で遊びに行きたいとは言えませんでした。

そんなとき、農業を仕事でしていることもあって、家庭菜園を始めました。

実際に娘と家庭菜園をしていて、子育て中にはピッタリの趣味だなと感じています。

育児中の趣味に悩んでいるかたは、家庭菜園を始めてみませんか?

(目次をクリックすると各記事へ移動します。)

育児をしていると趣味をもてない

育児をしていると、時間がなく、精神的・身体的な負担が大きくて、趣味を持つことが難しくなることがあります。

趣味の時間をとれない

家事や育児でたくさんの時間がかかるので、自分の時間を持つことは難しいです。

仕事と両立する場合は、さらに時間がなくなります。

このような状況では、「趣味の時間をとるなんて無理。。。」と考えるのも仕方ないことです。

精神的・身体的に疲れている

子供が夜泣きするうちは睡眠不足になり、その時期を過ぎても家事・育児で疲れてしまいます。

平日は仕事から帰ったら休む間もなく、食事をあげたり、お風呂にいれたり。

休みの日も子供を遊びに連れていかないとならないので、休めません。

いのっぷ

子供が小さい内は寝不足で会社に行って、帰ってからも休めるわけではないので、これは過酷だな。思っていました。

子供はカワイイし、世話をするのが親の務めなのですが、過酷な状態が続くと気持ちが疲れてきます。

そうすると、何か趣味に取り組もうという余裕がなくなってしまいますよね。

責任感と罪悪感

趣味ができない原因として意外と多いのが以下です。

  • 家族、子どもへの責任感
  • 自分の時間を持つことに対する罪悪感

まじめで、子育てを頑張っている方に多いです。

「子供を任せて、自分だけ遊びに行くなんて。」

「妻も疲れているのに、自分の時間が欲しいなんて言えない。」

このように考えてしまうと、「趣味を持つ」ということが悪いことのように思えてしまいます。

「一人の時間が欲しい」とは、私も言えなかったです。

育児をしていると、家事や育児の負担、仕事との両立により、自分の時間が確保しにくくなります。

また、子どもの世話や睡眠不足、仕事で、精神的・身体的に疲れが溜まり、趣味を楽しむ余裕がなくなります。

さらに、自分の時間を持つことに対する罪悪感や家族、子どもへの責任感から、趣味を持つのが難しくなることがあります。

これらによって、育児中のパパ、ママは趣味を持つのが難しい状況になることが多いです。

育児中でも趣味を持つべき理由

育児中は余裕がありませんが、それでも趣味を持つことは、「家族と自分」のバランスをとるために重要です。

自分の成長

趣味を通じて何かを勉強したり、練習することで自分の成長を感じられます。

子育てをしていて、ふと辛くなるときがあったのですが、自分自身は何も成長していないように感じました。

(実際は「子供を育てる」という、すごい事をしているので、全くそんなことはないんですがね。)

家事・育児・仕事で全ての時間をついやしていると、自分だけが停滞しているような気がしてしまいます。

しかし、趣味を通じて簡単な事で良いので

「新しいことができるようになった。」

「知らなかったことを知った。」

という体験ができると、停滞感はラクになります。

ストレス解消

趣味を持つことで、育児や仕事によるストレスを解消できます。

子供が小さいうちは、夜泣きで睡眠不足がつづき、ふだんも全く目が離せません。

その時期を過ぎても、イヤイヤ期で言う事を一つも聞いてくれません。

育児中はストレスたまりますよね。

頭が育児のことで、いっぱいになると余裕がなくなり、子供やパートナーにキツくあたってしまいます。

こういった場合、趣味の時間をとることが効果的です。

趣味をしている間は、「育児、家事、仕事」以外のことに意識をむける時間ができます。

そうすると、ストレスの解消ができ、余裕がうまれます。

子供への影響

パパ、ママが趣味を持つことは、子供へ良い影響を与えます。

何かを楽しんでいる姿を見せることで、子供も自然と趣味に興味を持てます。

新しいことに挑戦したり、調べたりすることは、子供の成長につながる良い経験です。

また、親子で取り組める趣味であれば、良い思い出になります。

社会的なつながり

外へ出るタイプの趣味であれば社会とのつながりが得られます。

また、自宅でできる趣味でもSNSを通して、同じ趣味をもつ人とつながることができます。

育児をしていて、仕事をしていない場合、外とのつながりがなくなってしまいます。

孤独感は育児を辛いものにする原因です。

普段の生活とは関係のない、第三者とのつながりは良い気分転換になります。

育児と趣味を両立する方法

両立する方法としては子どもと一緒にできる趣味を選ぶことをオススメします。

特に、家庭菜園が子育て中の趣味には最適です。

子供と一緒にできる趣味

この方法がオススメな理由は体力的に無理をする必要が無く、罪悪感を感じることが無いからです。

子供が寝ている早朝や深夜にとりくむ必要が無いので、睡眠時間をけずる必要がありません。

また、子供と遊ぶのをかねて一緒に趣味をすれば、パートナーは一人で休む時間ができるので、「罪悪感や責任感を感じて言い出せない。」と言った心理的なハードルもありません。

いのっぷ

子供にとっても楽しい思い出になりますよ。

子どもが寝ている間の活用

この方法がオススメでない理由は「睡眠時間が少なくなる」からです。

趣味の時間を早朝や深夜にとることは多いと思います。

子供が寝てから、映画を見るなどを楽しみにしている方も多いようです。

しかし、寝不足の状態で睡眠時間を無理に削ると、体調を崩す可能性があります。

疲労を感じているようなときは睡眠を優先してください。

パートナーと相談して趣味の時間をとる

この方法がオススメでない理由は「罪悪感をかんじて言い出しにくい」「パートナーに負担をかける」からです。

パートナーと相談しながら家庭性活をおくることは重要です。

  • 家事、育児の分担
  • 仕事との両立
  • 個人の趣味や休み方について

ただ、

「今度の休みに一人でキャンプに出掛けたいんだけど。。。」

「友達とカフェに行ってきていい?」

これらの時間を取る事は悪くないし、相談するべきだと思います。

でも、言い出しづらいですよね。

吹き出し:私は子供が生まれてから1年以上はこのような事が言えず、ストレスをためていました。

妻も疲れて、自由に遊ぶ時間が無いのに「遊びに行きたい。」とは言えなかったです。

同じように、必要以上に罪悪感をかんじて我慢している方も居るのではないでしょうか。

「旦那 趣味 ムカつく」などと検索されているようなので、実際に言ってはいけない状況もあります。

話し合いながら、お互いに趣味や休む時間をとることは良い方法です。しかし、人によっては難しい方法です。

以上から、私は「子供と一緒にできる趣味」を作ることが良いと考えています。

その中でも子育て中のパパ、ママには「家庭菜園」をオススメします。

子供と一緒に、自宅で手軽にできる「家庭菜園」がオススメ

「家庭菜園」は子供と一緒にでき、無理な外出をせずに取り組めます。また、難しいイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。

子供と一緒にできる

多くの子供は土いじりや泥遊びが好きです。

土を掘ったり、苗を植えたりすることは、子供にとっても楽しい作業になります。 他にも、子供にもできることが多いので、家庭菜園は親子でやりやすいです。

いのっぷ

子供が自分で育てれば、収穫できたとき喜びますよ。

作業はあまり進まないかもしれないですが、おおめに見てあげてください。

家庭菜園を子供と一緒にやっていると、パートナーが自分の時間をとるできます。

これにより、パートナーに気兼ねなく趣味の時間を持つことができます。

自宅でもできる

家庭菜園は自宅で手軽に始めることができ、外出しなくても楽しむことができます。

自宅に庭があれば、そこで家庭菜園を始められます。

アパートや庭がない場合でも、プランターを使ってベランダで家庭菜園が楽しめます。

はじめは大変さを感じない、小さい規模で野菜を育てるのがオススメです。

子供が成長して育児に余裕がでてきたら、市民農園を借りて家庭菜園を楽しむこともできます。

スペースを徐々に拡大して、家族の趣味にしていっても良いですね。

小さい子供と一緒だと、外出は大変です。

予定通りには動けないし、人が多い場所には行きたくありません。

普段あまり子供と二人で出かけていないパパの場合は、ママも気になって休めないかもしれません。

その点、自宅での家庭菜園であれば、心配事は少ないです。

家の中からコーヒーでも飲みながら、野菜を植えているパパと子供をゆっくり眺められます。

手軽にできる

育児に追われる中で、家庭菜園を始めるために調べる余裕がないこともあります。しかし、実際には手軽に家庭菜園を始められます。

家庭菜園を最も簡単に始める方法は、プランターと培養土を用意して苗を植えるだけです。

これにより、ベランダや庭で簡単に野菜やハーブの栽培ができます。

肥料は培養土に含まれているので、自分で用意する必要はありません。

日当たりと水やりにだけ気を付けてあげれば、初心者でも野菜を育てられます。

リンク:(家庭菜園の簡単な始め方)

ストレス解消になる

子育て中はストレスがたまりますが、家庭菜園はストレス解消にピッタリです。

植物を育てることでリラックス効果が得られます。

部屋に観葉植物を置くだけでも効果がありますが、野菜の苗を植えて、小さかった苗が育っていくのを観察していると癒されます。

家庭菜園で作業をすると運動になります。

適度な量であれば、気持ちいい汗をかくことができます。

外にでること自体も気分転換になります。

外に出て新鮮な空気を吸い、太陽の光を浴びることで気持ちが軽くなります。

私も家の中で煮詰まったとき、ベランダに出て外の空気を吸うだけでも、落ち着きました。

子供の良い経験になる

家庭菜園で子供と一緒に野菜作りをすることで、普段できない経験になります。

子供には色んな経験をさせてあげることが重要です。

家庭菜園をとおして自然に触れる機会を作れます。

土に触れ、植物の成長過程を観察し、自分で収穫することで、野菜がどのように栽培されているか知ることができます。

普段生活していると、自然に触れる機会が少なく、テレビやスマホに依存してしまいます。

そのため、プランターで苗を植えるだけでも、毎日野菜の生長を観察することは良い経験です。

親子で一緒に作業や観察をして

「大きくなったね!」

「実がなってる!」

と話しができると良い思い出になります。

このように、子供が喜ぶ姿を見られれば、自分の趣味をするために始めたとしても、子供への責任感で悩むようなことはありません。

家族みんなで楽しめる

家庭菜園は作業するだけでなく、観察したり、収穫した野菜を家族で食べたり、みんなで楽しむことができます。

子供と一緒に家庭菜園をすることで、パートナーに一人の時間を作れます。

しかし、二人だけで楽しくしているのを見ると、寂しさを感じるかもしれません。

家庭菜園では育てた野菜を持ち帰ることができるので、仲間外れにはなりません。

私の娘も収穫した野菜を妻に見せて

「自分で収穫したよ!」

と話をしていました。

そして、今度は野菜を妻と料理していました。

ベランダに植えているときは、妻もなんとなく見ているようで

「大きくなってきたね。」

と会話のネタになりました。

また、野菜嫌いな子供でも、自分で収穫した野菜なら食べるかもしれません。

娘の野菜嫌いは変わりませんでしたが、普段食べないナスを一口かじりました。

これも家庭菜園のメリットですね。

節約しながら趣味ができる

育児はお金がかかります。将来的には教育費を貯めたり、自分達の老後資金も考えると趣味にまわせるお金は少ないです。

家庭菜園を始めるために必要な資材や道具は、比較的安価です。

  • 苗が数百円
  • 培養土は数百円
  • プランターは数千円
  • 他に軍手とハンドスコップはダイソーで100円

初期コストはトータルで5000円あれば充分です。

家庭菜園は低コストな上、植物の種を蒔いてから収穫するまでの間、長期間楽しむことができます。

そして、収穫を野菜を食べられるので、食費の助けになります。

2回目以降でプランターなどを使いまわせるようになれば、食費の節約効果を大きくできます。

趣味にお金をかけ過ぎるとケンカのもとになります。

なるべくお金をかけない家庭菜園は子育て世帯にはオススメです。

まとめ

育児中は趣味をするのが難しく、あきらめる方が多いです。

しかし、育児ばかりになると、ストレスがたまるので、趣味の時間をとることは重要です。

家庭菜園であれば手軽にできますし、子供と一緒にすることで家族に申し訳ない気持ちを感じることもありません。

むしろ、子供の良い経験になりますし、親子の思い出作りもできます。

子育て中でもできる趣味を探している方には、家庭菜園を無理のない範囲で始めることをオススメします。

家庭菜園の始め方は以下の記事で解説しているので、読んでいただけると幸いです。